私立高校の正しい選び方2 ~大学合格実績には注意! 2020年度入試版~

つい先日、スターツおおたかの森ホールで開催されたトークライブ(教育研究所ARCS主催)にて、4都県(東京都・千葉県・埼玉県・茨城県)の高校事情というテーマで、生々しい話をしちゃいました。

 

参加された300名のお父様お母様にはご満足いただけたようで、良かったです。

 

週の半分ほど、私立高校を訪問する日々を送っていると、さすがに高校を見る目も肥えてきます。

最近、高校選びにおいて一番感じること。

 

それは、

 

大学合格実績は見ない方が良い

 

ということです。

 

受験生のお子様がいる皆さまからすれば、「は?」ですよね。

 

 

どの私立高校(国立高校もですが)も、大学合格実績をいかに良く見せるか?に必死です。

良くも悪くも、その高校のレベルを一番シンプルに表現する数値ですから。

 

ですから、大学合格実績の見せ方が実に巧妙、お上手なんです(笑)

 

例えば、某有名私立大学の合格者数。

「進学者数」という表記なら、その数値は実数ですが「合格者数」となると話は別。

1人で複数学部に合格すると、2人とか3人としてカウントされます。

ですから、各私立大学合格者数の「実数」は、高校が発表している人数よりも明らかに少ないんです。

 

また、附属中学校がある私立高校も要注意。

附属中学校があるのに、大学合格実績を高校から入学した生徒と合算して出す。

そうなると、「高校から入学した生徒はどれだけ大学に合格できているのか?」がベールに包まれて

しまいます。

もちろん、附属中学校から入学した生徒と高校から入学した生徒を別にして、大学合格実績を出している良心的な高校もあります。

でもそういう学校で、自信があるから出せるんですけどね。

 

あと、1学年全体の生徒人数も要チェックです。

たいていの高校は大学合格実績を出す時に、その学年全体の生徒数(母集団)を出しません。

だって、国公立大学50名現役合格!と言っても、

その学年全体の生徒数が1000人の高校と、300人の高校では話が違ってきますからね。

だから、たいていの高校は学年全体の生徒数を基本的に発表しないんです。

 

 

どうですか?

こういったことを考えると、キリがないと思いませんか?

高校入試のプロである私でさえ、めんどくさいなぁ~と思います(笑)

 

ですから高校を選ぶ時には、大学合格実績はさておき…で考えると

意外にもその高校の「真の姿」が見えやすくなります。

 

 

私立高校のどこを見れば良いか?気になってしまう方は

私が以前ここのブログで書きました「高校の選び方 ~学校見学で見極める7つのポイント~」をぜひご覧ください。