クセジュ高校部

教室長からメッセージ

高校部部長

倉林 洋輔

プロフィール

県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科卒業
大学在学中から東葛地域で、現役高校生へ難関大受験を指導。その後、都内大学受験予備校・専門学校にて生徒を指導。講師歴は20年以上、指導した生徒数はのべ2000人以上。


高校部紹介
クセジュ高校部は、「本質追究・思考力練磨・教養力涵養」を教育理念に掲げ、志望校合格はもちろんのこと、大学入学後、さらには大学卒業後にも通用する知識・教養を身に付けられるよう、大学受験レベルには留まらない高い視点での指導を行っています。その結果、クセジュ高校部在籍生の半数以上(重複合格含まず)が、国公立大+早慶上理+G-MARCHに、毎年、現役合格を果たしています。
今後も、1人でも多くの高校生が志望校合格を果たし、大学卒業後も「社会から必要とされる存在」となるために必要な「自ら未来を切り開いていく力・学力・教養」を身に付けられるよう、万全のサポートをしてまいります。

 

理数科主任紹介
中村圭佑(クセジュ高校部、理数科主任)

プロフィール
私立灘中〜東京大学理学部数学科修士課程修了。京都大学大学院数理解析研究所博士課程代数幾何専攻修了(うち1年間は米国プリンストン大学へ留学)。現在も東京大学に研究員として在籍し、同時に慶應大学に講師として勤務。他の追随を許さない高度な専門性を背景にした講義は、わかり易さは当然のこと、数学の持つ奥深さを随所に感じさせる。

中村からのコメント
理数系の科目について、高校生になってから中学とは比べものにならないくらい、学習項目が増えたと感じる人も多いでしょう。しかし、「思考の必然性」をキーワードに、高校部では、それら学習項目のつながりを見つけてもらえるような授業を展開しています。一見、バラバラに思える項目が繋がった瞬間の喜びはひとしおです。一緒にその感動を体験してみませんか。

・大学受験と高校受験の違いは何か?

倉林:受ける人数と規模が全く違います。厳しい言い方をすると、高校受験はあくまでも地方規模の戦いですが、大学受験は全国規模の戦いになります。毎年、行われているセンター試験の受験人数は50万人を超えていますし、全国的な知名度を持つ有名大学であれば、当然、全国から受験者が集まり、受験者数は10万人を優に超えます。また、文系・理系で科目が異なるのは当然のこと、大学や学部・学科で、受験すべき科目や配点が全く異なります。例えば、同じ一橋大学でも経済学部と社会学部では、数学の配点が倍近く異なりますし、同じ工学部でも、東京大学は二次試験に国語がありますが、東京工業大学にはありません。 

中村:聞かれる内容の深さが大学受験の方が格段に深いです。この深さというのは所謂抽象度とも言われるのですが、一般的にこの抽象度が増せば増すほど即時の理解が難しくなります。つまり分からないことを長い時間かけて考えることができる精神的な強さが求められるとも言えますし、長い時間思考するのに毎日の生活で多忙な高校生には机の上の勉強時間だけでは足りないので、いつでもどこでも考えられるような頭を作っていくことが求められると思います。 

・指導経験上感じる“こういう生徒は伸びる!”

倉林:自分の実力を客観視した上で、自分の成績を伸ばすためには何が必要かを理解し、それを主体的に追究できる生徒は間違いなく伸びます。クセジュではこれをメタ認知力と読んでいます。メタ認知力が高い子は確実に伸びると思います。一方で主体性のない生徒(周りの人間に流される、勉強のやり方を全部聞かないと前に進めない、自分に何が足りないかを理解しようとしない)は、大学受験を突破するのはなかなか厳しいと思います。 

中村:勉強することに変な特別感を持たない生徒は伸びると思います。つまり食事をするのが当たり前のように、勉強するのも当たり前だと思える生徒です。しかしこういう状態に最初からなっている人の割合は低いので、大多数の人は訓練によってこの状態になることが必要です。しかしこの訓練は特別なことは何もなく、ただ勉強することです。簡単に言ってしまうと勉強することができる人が、勉強ができる人です。すなわち勉強が毎日の生活の中に習慣として溶け込んでいる人は伸びる生徒が圧倒的に多いです。

こういう授業の受け方がベスト~理想的な授業の受け方とは~

倉林:当たり前の意見になってしまいますが予習の段階で、自分がどこまでは理解できて、どこまでは理解できなかったかを把握し、メモをするなり、付箋を貼るなりしておく。授業中は、その疑問点を解消する+新しい知識・技法を身につけることに集中する。それがノートに反映されている状態が理想です。もちろん、授業中に解決しなかった疑問点や、新しい疑問が湧いてきたら、講師に質問する。これを毎回できたら、どんな受験問題に太刀打ちできるようになります。

中村:毎回の授業を受けるにあたって、その内容に対して自分なりの考えをもって授業に臨むのがいいと思います。なぜなら今の自分の理解度と大学受験で求められる理解度の差を埋めるための最も良い機会こそが授業であるからです。この状態で授業を受けるためには予習がとても大切になってきます。予習の段階では当然分からないことが多く出てくると思いますが、“分からない”は自分の伸びしろと捉えて毎回の授業での自分にとってのポイントを明確にするのが理想的な授業の受け方だと思います。予習の質が上がれば自然と授業を大切にし、授業中に眠くなることはかなり少なくなってくるでしょう。そういう意味でも周到な予習をして授業に臨むことがベストな授業の受け方につながると思います。

~大学生活を踏まえて意識してほしい学習習慣~

倉林:皆さんは大学に入ることが目的ではなく、大学に入って勉強することが目的だと思います。だからこそ「答えを暗記する」「Aという項目が入試頻出だからAを暗記する」ではなく、「なぜ、それが答えになるのか?」というプロセスに徹底的にこだわった勉強をしてほしいです。大学や、大学院そしてその先の実社会で待っているのは「自分で問題を発見し、答えを見つける」生活です。自分で問題を発見するためには常に「なぜ?」を意識している必要があります。そのためにも、今から「なぜ、これが答えになるのか?」「なぜ、これが出題されているのか?」を意識した勉強をしてほしいですね。

中村:先ほども述べましたが、中学から高校に上がると扱う内容の抽象度が増します。これは高校から大学に上がる時も同じです。中学から高校の場合の比ではありません。ですからすぐに理解できなくてもへこたれない、あきらめない強い精神を鍛えあげておいてほしいです。そのために必要なことは日々の学習習慣を作り上げることです。そして難問に直面してもすぐにあきらめずに考え抜く時間はたっぷりととってほしいです。

2020大学入試制度改革のための押さえておきたいポイント~

倉林:英語は今までよりも負担が増え、センター試験に代わる共通学力テストに加え、英検などの外部検定を受けた方が有利になる場合が出てきます。また、センター試験の英語は筆記200点+リスニング50点でしたが、共通学力テストからは筆記100点+リスニング100点に配点が変わります。そういう意味では、普段から英語の音を意識した勉強が今よりも重要になってきます。また、文科省の発表や、2021年度に出題する問題のモデル問題を見ると、より「実生活と学問の接点」を意識した出題が増えることが予想されます。その点で、普段の生活から「なぜ?」を意識し、主体的に疑問点を発見し、解決策を考えていく姿勢をもつことが大事です。とは言え、必要とされる知識レベルは今から大きく変わることはありえませんし、普段から「なぜ?」を意識した勉強が重要であることは、少なくともクセジュでは35年前から徹底的にこだわってきた部分です。したがって、クセジュでは自然に身につく習慣といってもよいと思います。

中村:共通学力テストになって大きく変わるとされているのは英語、数学、国語です。英語は今お話が出たようにリスニングの割合が20パーセントから50パーセントに増え、数学はⅠ・Aで一部問題が記述式になり、国語も現代文で記述が課されるようになります。英語と国語は何とも言えませんが、数学に関しては記述が課されるということは、結果だけでなくプロセスに対しての評価も加わるということです。これは数学の考え方をある程度習得できているかを見るためのもので、普段から粘り強く抽象的な内容と格闘している受験生であれば恐れることはありません。ただ答えが出るまでのプロセスは常に書き綴る習慣は必要になってくるでしょう。

 

課題発見解決力を養う!総合講座

単に「入試突破のための技法」だけに精通した受験生を振り落とすのは、難関大入試の目的の一つです。高校時代に義務教育レベルでは身につけられない真の意味での「勉強」を体験し、大学での学問研究を志して、より良い社会の創出に貢献する「気概」を高校時代に身につけたか否かを測りたいからです。そこで、クセジュ高校部では「総合講座」を設置し、難関大入試で“直接に”問われている「教養」を身につける指導を行っています。
たとえば、今年7月の総合講座では「国際協力」をテーマに180分の講義とワークショップを実施しました。学校に通うために片道2時間以上かけている貧困地域のドキュメンタリーを見たあと、各班に分かれ、この課題の本質はどこにあるか、その課題を解決するためには何が必要か、予算・期間がどれくらいかかるか…などを議論。そして具体的な解決策を策定し、班ごとにプレゼンテーションを行い、優勝班には粗品が進呈されました。社会人になって当たり前のテーマである、答えそのものが存在しないテーマに対して考える、まさにクセジュ独自のイベントです。
これ以外にも、「生物学~生物の進化と多様性〜」「社会学~ディズニー映画で学ぶステレオタイプと差別〜」等々、講義だけでなく、班ごとに分かれてのワークショップやディスカッションを交えることで、受講生の知的好奇心を喚起しながら、現代社会の様々な問題点と学問研究との接点を、わかりやすく解説しています。大学に合格するための学力ではなく大学に入ってから十分に通用する学力や教養、様々なスキルを身につけることがクセジュ高校部の特長です。

 

教室インフォメーション

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