クセジュのご紹介

教育理念の三本柱

  1. 知識や技能を正確に身に付け、その背景を深く理解する力をつける
  2. 身に付けた知識や技能を主体的に組み合わせて用いることでよりハイレベルな問題を解決する力をつける
  3. 答えが一つに決まらない問に数多く触れることで独自の着眼点や発想力を育み、その過程の中で新たな創造的な価値を作りだす力をつける

1.知識や技能を正確に身に付け、その背景を深く理解する力をつける

1は特に背景を深く理解させることにこだわり、ツール(解き方)を身に付ける前にまずはルーツ(起源)をたどり、どのような過程を経て今に至っているのかを授業を通して子供たちに強調します。また定理や公式は単なる証明で終わらせるだけでなく、定理・公式の発見にかかわった人物をトピックにした歴史的背景に触れることも数多くあります。背景を深く理解することで「知識や技能」 が「知性」にレベルアップし、自ら主体的に組み合わせることで応用問題を解決する力につながるのです。

2.身に付けた知識や技能を主体的に組み合わせて用いることでよりハイレベルな問題を解決する力をつける

次に2の応用力、ハイレベルな問題いわゆる応用問題に対応できる力とは、身に付けた知識や技能を自分で考えながら主体的に取り出し、時には組み合わせて問題解決できる力のことです。知識や技能を単に覚えるだけでは応用力はつきません。多くの学習塾では知識や技能の背景理解をする時間はほとんどなく、いわゆる応用問題を解きながらその時に必要な知識や技能をセットで覚えさせられます。しかしながらこの方法では、初見の問題に遭遇した時に「今まで見たことがないからどうしてよいかわからない」という状況に陥ります。一方で知識や技能の背景を深く理解していれば自分で主体的に知識や技能を取り出せる状態、時にはそれらを積極的に組み合わせてよりハイレベルな問題を解決できる状態になります。クセジュのこだわりはまさにここにあり、現に15年前から千葉県の公立高校入試問題が知識重視から思考力重視に大きく変化して以来、クセジュ生の入試結果は驚異的なレベルになっています。さらに物事の背景を理解する過程がルーツをたどることになるので、それぞれの教科のつながりがわかり、時には教科の枠を超えた1つの真理に遭遇し、そこから教科そのものへの関心が湧いてきます。いわゆる知的関心が芽生えるのです。

3.答えが一つに決まらない問に数多く触れることで独自の着眼点や発想力を育み、その過程の中で新たな創造的な価値を作りだす力をつける

3つめは答えそのものが1つに決まらない問を子供たちに考えさせる指導です。この問いを主体的に考えていくプロセスの中で独自の発想力や着眼点が養われます。この力は大学を卒業した後、すなわち社会に出てから主役になります。社会に出ると答えが1つに決まった問題はもはや問題とは言いません。それが解けるレベルの専門家に依頼すればよいだけで、子供たちが社会に出て直面する問題とはまさに答えが1つに決まらない問題なのです。社会で活躍するクセジュ卒業生の多くは異口同音に『クセジュの国語や社会の授業で1つのテーマについてみんなで議論したことが印象に残っている。そしてその経験が今社会人としてとても役に立っている』と言ってくれます。
答えそのものが1つに決まらない問に接する中で知識や技能を正確に身に付ける必要性を感じ、それらを独自に組み合わせる過程も自ずと重要視するようになります。ゆえに1、2が身についているからこそ3が生かされることに気付かされるのです。

三本柱

洗練された学習カリキュラム

この力をつける指導は主に国語や社会のカリキュラムに組み込んでいます。例えば国語は中1の段階から森鴎外の高瀬舟で生命倫理について考えさせています。
さらに2020年から大学の入試制度が高大一貫型に変わり、問われる内容も大きく変わります。それに合わせてお子様が高校に進学するときにカリキュラム(授業内容)も大改革が行われるでしょう。クセジュでは既に2016年度より中2国語で、クロード・レヴィ=ストロースが提唱した構造主義的な考えとは何かについて、哲学史に触れながら「理想的な生き方とは何か」「そもそも平和や幸福とは何か」について、自分なりに定義できるような機会を作りました。入試を意識した演習中心の授業ではこのような力は身に付きません。かなり難しい内容ですが、クセジュの三本柱を駆使したオリジナルな授業法、そして講師たちの工夫によって子供たちは難しいことを楽しく、そして主体的に受けてくれています。

このようにクセジュは開校よりぶれることなく教育の本質といえる三本柱に沿った指導をしてきました。実は2020年度から大幅に改革される高大接続型大学入試システムの骨子に掲げている国の三本柱がクセジュの三本柱と完全に一致しているのです。 文部科学省はクセジュが掲げる3本柱の1を基礎力、2を応用力、そして3を実践力と定義し、それらを大学卒業までの間にしっかりと身に付け社会に送り出すことを前提にしています。クセジュが長年やってきたことがいよいよ本格的に日本の教育方針の根幹に据えられるのです。

文科省URL  http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/gaiyou/1377051.htm
         (次期学習指導要領等に向けたこれまでの審議)

教育理念と文部省の提唱する指導要領

このような基本方針に沿ってクセジュ小学部では通常授業以外に個性発掘プログラム、中学部では理論授業、展開授業と4つの授業アプローチ法、さらに高校部では社会に出て大きく役立つ総合講座(教養講座)を実施しております。

クセジュでしか学べない“6つの力”をバランスよく実につける

クセジュは35年間一貫して目先の点数をアップさせる指導ではなく長い人生で大きな武器になる教養に結びつく力、そして社会で活躍できる人材育成に焦点をあてた指導をしてきました。

クセジュ指導によって身につく力を6つにまとめ、それぞれの教科でこの6つの力を身につける指導を行っています。特に大学入試制度改革によってこれら6つの力がどのくらい身についているのかが試される時代になります。クセジュオリジナルのアプローチによってこれからの時代に必要な6つの力をバランスよく身につけることができます。

クセジュで学習するそれぞれの教科のカリキュラムは月ごとに上記のどの力がメインになるのかを明白にし、指導マニュアルにもその力のつけ方を詳細に表現し、講師の勉強会によってより効果的に6つの力が身につく指導を実践しています。

広げながら磐石な学力が身につく
それがクセジュスタイル

学力をつけていくためには下図のようなサイクルが必要です。これらのうちどれか一つでも欠けていたら最終的に学力は向上しません。例えば、興味が湧かず魅力を感じないものをひたすら問題量をこなして練習する。この方法でも一時的に力はつくでしょうが、応用力がつかない、学年が上がり内容が複雑になり、いったんつまずくと途端に出来なくなるなどの問題点が出てきます。しかしながら、多くの教育機関ではこれらのサイクルのどこか一部に特化した教育しかなされていないのが現状です。

クセジュでは子供たちの学力をトータルで、しかも将来にわたって成長し続けるようサポートしていくために、この3つのサイクルをバランスよく取り入れた授業を行っています。クセジュの理念三本柱である背景理解とその過程の中で自然に身につく知的関心にこだわっているのです。

まずは理論授業。学問の根本である「楽しい」「おもしろい」という興味関心を引き出す授業です。例えば地理の授業では誰もが知っているその地域の特産品について、「何故それが特産品となったのか?」を、その土地の気候や特徴、そして文化と歴史まで視野を広げて学んでいきます。単に知識を頭に入れるのではなく、様々な分野とリンクさせながら学ぶことで、「そうだったんだ」という感動が生まれるのです。また、広い視点で知識を結びつけるので、忘れにくくなるだけでなく自然と応用力も身につきます。

一方、展開授業では知識の定着と根本理解を重視した授業を行います。子供たちの学習理解度に合わせて理論授業で学んだ項目の理解を深めます。基礎クラスでは演習授業を中心に間違いやすい問題のパターンを把握し、類題をこなすことで自信に結びつけます。一方発展クラスでは応用問題をメインに扱うことで、さらに高い次元で物事を思考できるようにしていきます。
理論授業、展開授業で学んだ一連の項目について課題が提出されます。家庭学習を通じて課題をこなす中で、理解した内容を自分の実力に結びつけるのです。本当に定着したかどうか?このポイントについて中学部では毎週簡単なチェックテストを行います。チェックテストを通じて自分の勉強の理解度、勉強方法そのものがタイムリーに確認できます。