代表ご挨拶

 クセジュのこだわりが日本の教育のこだわりに変わる!!

 

 1984年12月に江戸川台の地にクセジュが誕生しました。創設者の管野淳一が「塾をやるんだったら学校でも他の塾でも学べないような本物の教育をやろう!」という思いで開校し、その思いが理念やカリキュラムに反映されながら東葛飾地区に根付いていきました。“クセジュは少し変わったことを学ばせる塾”という評判は1993年に私が入社した頃も浸透しており、私自身も新人研修の際に「学校でも塾でもない少し不思議な学び舎」という印象を強く持ちました。今ではクセジュ三本柱で当たり前のように掲げている「知識や技能を正確に身につけ、その背景を深く理解する教育」は当時の私にとってはとても斬新でした。それと同時に、教えやすい、教わりやすいという便宜的な理由で分けられた英、数、国、理、社の枠組みで勉強してきた私にとってクセジュの教育は初めは違和感を感じるものでした。しかし次第にクセジュの魅力に取りつかれていき、背景を深く理解させる指導の中に自然と組み込まれる「ルーツや起源をたどる授業」は時には教科の枠を超え、数学の授業が気づいたら世界史の授業になっていたりと、生徒と共に私自身の学びに対する視野や好奇心も広がっていきました。

 このようなクセジュの指導や教育理念の源には「社会で役に立つ人材育成」が存在します。皆さんご存知のように2020年から大学入試制度が大幅に改定され、基礎学力や応用力以外に実践力、独創性、発想力など、現代の日本の社会全体に求められている「創造的価値を作り出す力」がより一層問われる時代に移り変わります。クセジュではこのような力を未来に活きる力として、開校時から変わることなく取り入れてきました。例えば、志賀直哉の『范の犯罪』、森鴎外の『高瀬舟』そしてドストエフスキーの『罪と罰』などを題材に、答えが一つに決まらない問いを生徒に時間をかけて考えさせる。そこで生まれた独自の発想力や同じ学び舎の友人から出てくる鋭い意見などは、将来“創造的な価値を生み出す力”を開花させるベースとなる芳醇な土壌を培っていきます。同時に数多くのことを自分で調べ、あらゆることを学んでいく中で自然と身につく教養。それらにこだわりをもって教育活動を行っていくのがクセジュの伝統といっても過言ではありません。実際に社会で活躍するクセジュの卒業生は異口同音にクセジュで学んだことが社会で役に立っていると言ってくれます。

 一見変わった教育内容を提供するクセジュが、実は時代の最先端の教育をする学習機関であることは今までの実績や今後の日本の教育の方向性からも明らかです。しかしながら、そこに胡坐をかくのではなく、これからもクセジュ教育の精度を上げていくためにやるべきことを着実に実行してまいります。

 クセジュに通うことによって以下の6つの力がバランスよく身につきます。

A正確な知識と根本理解

B身につけた知識を組み合わせて応用する力

C思考力(状況判断力、想像力、抽象化力など)

D読解力

E記述力(説明力、表現力)

F独自の発想力

  これらの力が身につくカリキュラムと指導法を2019年度以降はさらに盤石にしていく所存です。学校で学ぶ教科の学力をつけていくことは言うまでもありませんが、それぞれの教科を6つの力を身につけるための手段とし、社会に出ても通用する学力や教養に結び付けていきます。

 これからも職員も生徒とともに学び、“Que sais-je?(私は何を知っているのか? いや何も知らない)”という塾名の背景にもある「自分の無知を自覚し、いつまでも謙虚に学び続ける姿勢を持つ」生き方を先に生きるものとして子どもたちに実践してまいります。

                          2019年 2月吉日

                          クセジュ代表 鈴木久夫