社会で活躍するクセジュの卒業生

 クセジュは単に受験を突破するための準備をする、学校の学習のフォローをするだけの塾ではありません。私たちは子どもたちが社会人になった時の生き方をイメージし、彼、彼女たちが社会に出たときに、自分の人生を自分で切り開く力をつけることにこだわってきました。

開校から今日に至るまで多くの卒業生が社会へと巣立っていきましたが、近年近況を報告しに来てくれるOBOGが増えています。

「クセジュで学んだことが社会に出て役に立っています!」と目を輝かせながら語ってくれるOB、OGたちの姿を見ていくうちに、そういった声をより多くの方へお届けしたい、先輩たちの生の声を現在のクセジュ生や未来のクセジュ生にも知って欲しいと考えるようになりました。そこで、社会で活躍する卒業生にインタビューするという形で特集をスタートします。

第1回

佐々木裕さん(聖隷佐倉市民病院整形外科主任医長兼リハビリテーションセンター長)

 

1.まずは自己紹介をお願いします。

 私は現在千葉県佐倉市の総合病院で整形外科医として勤務しております。平成4年に流山市立江戸川台小学校を卒業し、流山市立北部中学校、千葉県立東葛飾高校を経て金沢大学医学部に入学し、現在に至ります。兄二人がクセジュに通っていた経緯もあり、小学校4年生の時にクセジュに入塾しました。それから高校3年生までの9年間クセジュにはお世話になりました。

 

2.クセジュの思い出を語ってください。

 小学4年生の時の英語の授業がクセジュでの初めての授業だったと思います。クセジュ創業者の管野先生の授業でした。最初はただ授業が楽しいという理由だけで通っていましたが、学年が上がるにつれて学ぶことそのものの奥深さを感じるようになりました。クセジュのアットホームな雰囲気も私には合っていたのだと思います。友人も多くでき、学校の延長のような気持ちで塾に通っていました。

今でも覚えているのが、The Beatlesの『Yesterday』の歌詞を皆で全訳したことです。歌詞の内容は男女の恋愛の話で、小学生の私には難解でしたが(笑)、当時洋楽の歌詞を全訳する授業などは珍しかったと思います。また、発音の時の舌や口の形を板書で教えてもらったこともよく覚えています。当時は口の形が英語でなぜ重要なのか、全くわかっていませんでしたが、仕事で英語を使うようになってその重要性に気づきました(笑)。ほかの塾ではやらない、少し変わった授業がとても印象的でした。

また先生と生徒の距離間が絶妙であったこともよく覚えています。当時中学生であった私にとって、代表の鈴木先生をはじめ講師の先生方は非常に魅力的にうつりました。自分もいつかそのような講師の方々に混ざって小中学生を指導するのが夢でしたが、大学が石川県と遠方ということもあり断念しました。鈴木先生がまだ若かったころ、一緒に特訓の打ち上げの余興を考えたり、買い出しに行ったりしたことは今でも楽しい思い出です。その一方で自分自身の甘さや勉強面での雑さなどは徹底的に絞られました()。中学生の時にさぼっていた英語だけクラスを落とされるという罰則を受けたことがあります。私がその罰則を受けた初めての生徒だと思いますが・・・()

 

3.クセジュで学習したことが社会に出てどう役に立っているのかについてお話しください。

 

 クセジュでは様々なことを教えてもらいました。その中でも特に相手の立場に立って考える力すなわち想像力や問題解決力が役に立っています。

医師という仕事では、患者さんに関わる多くの問題を解決しなければなりません。病気を治すことも重要ですが、患者さんの痛みや苦しみを理解することも重要です。患者さんの訴えに耳を傾け、まず親身に寄り添うこと。そのような患者さんに対して何が最も適切な治療法であるのかを調べ抜くこと。自分が患者さんに行った治療内容について、適切であったかどうかフィードバックすること。これらの一連の流れが医師にとって必要不可欠な能力だと思います。一人の患者さんについて、様々な視点から問題を解決していこうとする能力は、まさにクセジュで鍛えられた想像力(視点切り替え力)や問題解決力につながるとも思っています。

また、海外の学会において英語でプレゼンテーションをする機会も少なくありません。自分が行った研究などについて外国人を相手に英語で説明し、英語で質疑を受けるといった能力が必要となります。また私が勤務する病院は、外国人の医師が日本の医療現場を見学に来る機会も多く、彼らとのコミュニケーションにおいても英語を実用的に話せる能力が不可欠です。このような社会に出ても通用する実用的な能力も、クセジュの「他の塾ではやらない少し変わった授業」によって得られたインパクト、そこから始まった緻密な学習のおかげだと思います。

 

4.クセジュ生、さらには未来のクセジュ生に対するメッセージをお願いします。

 クセジュにはテストや受験でうまくいく力をつける環境は十分備わっていますが、それ以上に社会人になって初めてクセジュで学んだ意味が分かることも数多くあります。クセジュで多くのものを吸収し、自分はこれだけは負けないというものを磨いていくことが大切だと思います。高校入試や大学入試で終わりとしない、社会に出ても常に成長し続ける姿勢を忘れずに学んでほしいと思います。

そのような人たちがクセジュから巣立ち、様々な分野で活躍し、将来一緒に仕事ができる、そんな日が来るのを楽しみにしています。