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クセジュ対談―GS理論について

今回はクセジュ代表の鈴木先生が2011年に考案した英文の構造が完璧に理解できる『GS理論』について提唱者の鈴木先生と英語の責任者の鈴木健太先生(以下健太先生)というW鈴木先生で対談を進めていきます。今回は理系の責任者である私池村が司会進行をしていきます。

池村:今日は英語をテーマにお話をしていきますが、そこで絶対に触れたい『GS理論』については深く切り込んでもらいます。お二方宜しくお願いします。さて早速『GS理論について語ってもらいたいのですが、まずGS理論という名前の由来なんですが。

鈴木:『待ってました!』と言わんばかりの質問ですね(笑)。英文はすべて大文字から始まって最後にピリオドで終わります。アルファベットが集まって単語、単語が集まって文、そして文が集まって文章という具合にレベルアップしていきます。その中でも文をメインに扱うのが日本の英語教育の中心ですが、なかなか構造を理解させるのに苦労が多くて。

池村:どのような苦労があったんですか?

鈴木:文型の理解に至るまでにいくつかの手順があるんですが、出てくる専門用語、さらには基本的な文法理解と段階を踏む過程の中で興味が薄れる生徒が出てしまうんですよね。文型に関して何かうまい教え方はないか、普遍的な教え方はないかと試行錯誤を繰り返していたんです。

健太:特に英語が苦手な生徒は単語1つずつに反応して1つの文の全体像を見る前に単語の意味をあてはめて文を理解しようとするんです。

鈴木:全くその通り。それだと木を見て森を見ずになってしまい、うまく当てはめることが出来たら文意が取れるけれど、そうでない場合は全く意味不明になってしまうんです。

池村:そうなると文型の理解が重要になると?

健太:文型の理解はとても大事です。現に高校生になると1つの文もかなり長くなり、より複雑になるので『単語当てはめ理論』は全く通じなくなります。

鈴木:とはいえ文型をそのまま教えるにしても専門用語が多すぎて生徒の頭になかなか入りにくいんです。

池村:具体的にどんな専門用語が出てくるんですか。

鈴木:主語や動詞は言うまでもなく目的語や補語、その他修飾語という最後が『~語』で終わる用語が出てくると思ったら、今度は名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞、接続詞、冠詞など最後に『~詞』で終わる用語が数多く出てくるので、理解できている人にとっては何も問題はないのですが、初めて習う人、英語があまり得意ではない人にとっては辟易する状態に陥るんです。

健太:それが段階を踏んで定着させる際の大きな妨げになっているのです。文型も色々な教え方があり、アプローチ法もクセジュの授業では数多く工夫されてきましたが、GS理論が出来てからはかなり教えるのが楽になりましたね。正直GS理論は生徒達にとってプラスになる前に先生たちが教える際の助けになりました。英語科の先生たちは異口同音にそう言ってくれます。

池村:いわゆる専門用語攻めをしなくて済むようになったと…。

健太:そうです。特に秀逸なのは引用する品詞を4つに絞ったところですね。いわゆるメドケフの定理には感動しました。

池村:メドケフの定理?ロシア人の名前みたいに聞こえるのですが具体的にどのような定理なのですか。鈴木先生、提唱者としてそろそろGS理論の概要を教えてください。

鈴木:ちなみにメドケフというロシア人の学者は実際に存在します。興味本位で調べてみました(笑)。ではそろそろ『GS理論』の概要に迫ってみましょう。

池村:ちょっと待って下さい。私も英語が苦手なのでメモを取らせてくださいね。

鈴木:実は『GS理論』は3つの定理や法則から成り立ちます。具体的に言うと

①QSJ48(※オトナの事情で急遽捏造した架空のグループ。授業では実際のアイドルグループの名前を使って分かりやすく説明しています)の法則
②メドケフの定理
③お部屋割の法則

になります。

池村:え、QSJ48とはあの解散したQSJ48のことですか?

健太:そうなんです。とにかくグループ活動をしている人たちの中で必ずリーダーがいるじゃないですか。リーダーが先頭に立ってグループをまとめ、そしてグループ全体がある共通の活動をしているという事なんです。

鈴木:健太先生、よく言ってくれましたね。全くその通りです。実はQSJ48は単なる比喩表現です。具体的にQSJ48の法則を説明しますと、

大文字から始まりピリオドで終わる英文は必ずグループ(G)かソロ(S)に分けられる。
特に前置詞から始まるグループは必ず先頭にリーダーがいて1つの活動をしている。

   <The cat>< under the table> is < very pretty>.

例えばこの例文は8つの単語から出来ている文であるが、それをGとSに分けると3つのGと1つのSから成り立っている。いわゆる1S3Gという分け方が出来る(<>でくくられた3つがG、isがS)。
 さらにunderという単語は前置詞という品詞に分類されるが、この前置詞は必ずグループのリーダーになりグループ全体で修飾活動をしている。英語の世界で修飾活動が出来るのは名詞を修飾(または限定する)形容詞と、名詞以外の特に動詞を修飾(または限定する)副詞のたった二種類しかない。ということは<under the table>は形容詞か副詞として修飾活動をしているということになる。この場合は直前の<The cat>という名詞のグループを修飾(または限定する)形容詞になる。

健太:英語の世界に置いて修飾活動できる品詞はたった2つだけしかないということは大切なポイントなんですよ。他の言語と比べるととてもシンプルなのです。

池村:なるほど。修飾活動という言葉には驚きました。つい話し言葉で考えるとどこかの会社に就職するイメージを持ってしまいましたが(笑)。

鈴木:生徒たちに初めてQSJ48の法則を説明する際に口頭で修飾活動ということばをいうと大半の生徒はノートに就職活動と書きますけどね。疑問に満ちた表情で首をかしげながら。

池村:メドケフの定理もまた何かのたとえですか?

鈴木:これは健太先生に説明してもらいたいですね。

健太:メドケフの定理とは以下の通りです。
英語の文は必ずGかSに分けることができる。それだけにとどまらず分けることができたGまたはSは必ず次の4つの品詞になる。名詞、動詞、形容詞、副詞という4つ。

池村:まさかメドケフとは…。

健太:池村先生。勘が鋭いですね。4つの頭文字を取ってメ(名詞)ド(動詞)ケ(形容詞)フ(副詞)なのですよ。

鈴木:実は英語の世界で重要な4つの品詞がメドケフであり、この4つを押さえることが出来れば英文の構造理解の基本は完璧に出来上がります。先ほどの例文をメドケフの定理に当てはめると

   メ     ケ     ド    ケ
<The cat><under the table> is <very pretty>.

となります。ちなみに<under the table>は直前のメ(名詞)であるthe catを猫はネコでもテーブルの下にいる猫と限定(修飾)しているので修飾活動の相手が名詞ということはケ(形容詞)になるんですね。

池村:GかSかを分類するのは難しくないのですか。

鈴木:最初は難しく感じます。しかしどういう場合がGになるのかということは段階を踏んで理解できるようになりますのですぐに慣れます。

健太:GS理論を学んだ生徒たちの多くは英文の構造が理解できるようになった、または今後なりそうな予感がして来たと言ってくれていますからね。

池村:最後にお部屋割の法則とは?

鈴木:これはいわゆる文型的な解釈の事です。文型で出てくる5つの用語をお部屋に例えているんです。S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)、M(修飾語)。
 まずはこのお部屋にそれぞれどんな特徴があるのかを説明し、実は英語の世界ではお部屋の組み合わせ、いわゆる間取りが5つあるという事を伝えるんです。

①SV
②SVC
③SVO
④SVOO
⑤SVOC

という具合に。

池村:マンションの間取り見たいですね。1LDKみたいに。

健太:まさにその通りですよ。池村先生。さらにGS理論のお部屋割の法則ではメドケフのメ(メキシコ人)、ド(ドイツ人)、ケ(ケニア人)、フ(フランス人)という新しい例えを用い、彼らが一人(ソロ)または複数(グループ)でS、V、O、C、Mというお部屋に住んでいる。

鈴木:付け加えるとするとそれぞれのお部屋には人種隔離政策(アパルトヘイト)が敷かれていて例えばMのお部屋にはフランス人しか住むことができないというルールがあるのです。そのルールを表にして最後に覚えてもらうことによってメドケフの定理からお部屋割理論にスムーズに移行できるようにしているんです。

池村:驚きました。結果として文型を理解できるようになると。

鈴木:ほぼ完璧に理解できますね。さらに発展するとグループには<句>と[節]に分けられる。これによって句と節の分類も出来るようになりよりハイレベルな文の構造も理解できるようになるのです。

池村:ものすごい理論ですね。健太先生なにか言いたそうな雰囲気ですが。何か最後にありますか。

健太:あります。実はGS理論を用いることによって様々なメリットがあるんです。

GS理論習得のメリット

①一見すると無関係ないくつかの文法項目(不定詞や関係代名詞など)を、<メドケフ定理>によって共通した考え方で理解できる。

②日頃英文に触れるとき、「この単語の品詞はメドケフのうちのどれだろう?」という視点を持って見ることができ、間違えた解釈をしにくくなる(GS分析=最強のセルフチェック)。

③GS分析を習得することで英文が単語の羅列ではなく構造的視点から眺められるようになり、その結果「英作文」の力が育まれる。

④句、節を意識することで省略されている単語も見抜くことができる。

<以下参考資料:フユマガジン(※クセジュの季刊誌)原稿GS理論>

紙とペンを用意して是非取り組んでみてください、いきなりですが問題です!

問:一文の長さが10語以上の長い文を、できる限りたくさん作ってみてください。制限時間は60秒です。
みなさんだったらどのような文を作りますか?

解答①I like Jyuri and Anna and Eriko and Suzu and Kumi.

これはちょっとずるい例ですね…。確かにandでつなげば無限に長い文を作れますが、他に方法はないかな…?

解答②I run in the park with my friends every day.

「どこで走るか」、「誰と走るか」「いつ走るか」など、副詞をたくさんつけてみました。

解答③The tall boy in the class likes the cute girl.

「どんな男の子か」「どんな女の子か」などの「形容詞」をたくさんつけてみました。

長い英文、みなさんはたくさん作れましたか?

ところで、②③の文の「形容詞」「副詞」以外の部分に注目してみましょう。
すると…

②I run.
③The boy likes the girl.

とてもシンプルな文になりました。
ここから、英語の文の大切な仕組みが見えてきます。

長い英文 = シンプルな文 + 形容詞 / 副詞

どんなに長い英文も、結局はコアとなるシンプルな文に形容詞や副詞をたくさんくっつけているだけ。これは、冬期講習で学ぶ「GS理論」の考え方の一部です。
GS理論を身につけると、入試問題もぐっと簡単に感じます。

某私立高校の入試問題を見てみましょう。

 GS理論を身につけている人はにとって、この問題は次のように「見え」ます。
形容詞と副詞がなくなり、コアとなるシンプルな英文のパーツだけが残りました。これなら、解けそうな気がしませんか?

 →The man is our English teacher.

 GS理論とは、英語の文の構造を三つの視点(グループ、メドケフ、文型)で見極める、クセジュオリジナルの英文解釈法です。これを身につけると文の「コア」となる部分がどこであるかを上の問題のように簡単に見抜けてしまうので、入試の要なる英作文問題や、長文の精読力がグッと高まります。
 GS理論を身につけた人だけが眺めることのできる、シンプルで体系的な英語の世界に、この冬どっぷりと漬かってみましょう。

ちなみに答えは

The man talking with my mother over there is our English teacher.

です♪


池村:いや。お世辞抜きで英文を読んでみたい、GS分析をしてみたいと思うようになりました。お二方本当に今日はありがとうございました。理系の責任者としてクセジュらしい本質理解の工夫を数学や理科でもどんどん取り入れていきたいです。英語科に負けないように。

鈴木:生徒に学ぶことの本質を理解して学ぶことの楽しさを感じてもらいたいですね。これがクセジュの存在意義であり、使命であるとクセジュの責任者として強く感じております。

池村:このGS理論について興味を持って下さった方には、ぜひ実際の授業を受けてもらいたいですね。その方が、より具体的にその効果が実感できると思います。今日はお二方どうもありがとうございました。

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