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クセジュ創業者管野による、「夏目漱石『こころ』を読む会」告知!

2017.06.20 柏教室ブログ

 こんにちは。クセジュ柏教室、中1学年主任兼イベント紹介係の土肥です。突然ですが、本記事をご覧の皆様は「良い本」とはどういう本だと思いますか?おそらく、色々な答えが浮かんでくるだろうとは思います。しかし、ここで私が「良い本」として定義したいのはズバリ、「読む時期によって受け取り方や印象、読後感がガラリと変わってくる」本です!というのも、読む時期によって印象が変わるということは、「すなわち、より普遍的な内容が記されている」ということだと考えるからです。そういう風に考えると、やはり夏目漱石の『こころ』は名本中の名本、と言っても良いのではないでしょうか。
 高校生の頃、この話に触れたことがあるという人は多いと思います。かくいう私自身、高校2年生の頃に学校の授業で読んでいます。しかし、当時はその魅力が全く分からず、高尚な読み物なんだろうな……という印象と、暗い内容だけが頭に残りました。唯一、学生時代の「先生」と、その親友であるKとの間に設置された「ふすま」が、その開閉具合で2人の心の距離感を暗示しているということだけは驚きもしましたが、『こころ』について思い出そうとすると、やはり全体的に「ムズカしい」と感じていた記憶が首をもたげます。
 ところが(私事が続いて申し訳ありませんが)、大学で文学部の日本文学研究学科に所属していた私は、そこでも『こころ』について触れる機会を得たのですが、そこで今度は研究の対象として眺めてみると、ただストーリーを読んでいた時とは全く違った印象を受けたのです。ストーリーを辿る読書では「やたらと暗い」という感想に終始していたのが、その作品の背景や当時の夏目漱石自身についての理解を踏まえた上で、「この作品を通して彼が何を描こうとしたのか」を考えてみると、その構成の練り込まれていることに驚きました。
 そして、現在では僭越ながら、中学2年生の生徒を相手に『こころ』の授業をしている立場となっていますが、毎年、やはり教えるたびに見えてくる景色が変わってきます。読むたびに気付かなかった発見があります。それは、「エゴイズム」という観点から見る夏目漱石自身の苦悩であったり、あるいはそれ以前に、ロンドン留学で半ばノイローゼになっていたときの彼の「漠然とした将来に対する不安」(これは芥川龍之介の言と言われていますが)であったりします。後期三部作と言われるだけあって、彼の作品、それこそ見方によっては『坊ちゃん』くらいからの一連の作品に一貫している「テーゼ」のようなものが、最近すこし見えてきたような気もしています。本年度の中学2年生の夏期講習でも扱いますので、今年はどのような発見があるか楽しみです。
 さて、そんな夏目漱石の『こころ』ですが、私の発見した複数作品をまたぐテーゼはもちろん、むしろ私が発見していない様々な暗示、様々な捉え方がまだまだ無数に眠っているのではないかと思います。
 そんな『こころ』を、クセジュ創業者の管野が、皆様と一緒に読み解く。一種の特別授業ですね。管野の教育に携わってきた長年の経験はもちろん、心理学に対する造詣の深さやその基幹をなす長年の勉強、そうした様々な「知」に裏打ちされた『こころ』の講座では、一体どんな切り口、どんな観点が紹介されるのでしょうか。どういう側面から『こころ』を捉え、そこにどんな意味付けをしていくのか。正直に言って、私も出たいくらいです!その日は小学生を相手に授業をしていますが!(苦笑い)
 と、いうことで、30年以上教養にも拘って教育活動、及び教育研究を続けてきた管野による『こころ』の特別講座。きっと、これまで気付かなかったような『こころ』という作品の捉え方、そして、そこから繋がっていく新たな魅力が発見できること間違いなしだと思います!ただし、対象は「クセジュに中二生が在籍する保護者の方」のみとなります。ごめんなさい!
 また、上記の通り、今年度の夏期講習では中学2年生も同作品を授業で扱っていきますので、是非、お子様との夏の話題作りにもご参加頂ければと思います。教室の関係で定員もあるようなので、お早めのお申し込みをお心がけください!申込書は6/13(火)に配布済みですよ!
 それでは、最後に会の概要を改めて記して締めくくりとさせていただきたいと思います。
○日時:7/8(土)1400-1530
○場所:クセジュ江戸川台教室
○持ち物:筆記用具のみ
※参加費はいただきません
 申込〆切は6/29(木)です!是非のご参加、お待ちしています!

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