学習塾クセジュ

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深読み!レ・ミゼラブル

2017.06.12 柏教室ブログ

今日は小6の授業日でした。
授業で扱っているのはヴィクトル・ユーゴ―の『レ・ミゼラブル』です。
この作品は、クセジュの小学部のカリキュラムの中でも特に、私が好きなものです。
何回読んでも感動してしまいます。
今日の授業では背景的な知識があると、より深く読むことができるということを、子どもたちに教えました。
今回ピックアップしたのは、主人公であるジャン=バルジャンが、ミリエル司教の銀の食器を盗んでしまうシーンです。
ジャン=バルジャンは銀の食器を盗むべく、ミリエル司教の寝室に忍び込みます。
その時に、手には鉱夫の使う鉄の燭台が握られていました。
これは、ジャン=バルジャンが囚人時代に使っていたものです。
ここから、囚人時代に鉱夫として働かされていたことが読み取れます。
さらに、この鉄の燭台は地面に突き刺して使うものなので、先が尖っています。
これを持ってミリエル司教の寝室に入ったということは……
恐ろしい結末を迎えてもおかしくなかったのです。
結局、ミリエル司教に危害を加えることなく、ジャン=バルジャンが銀の食器だけを持ち去ります。
しかし、翌日、ジャン=バルジャンは憲兵につかまり、ミリエル司教のもとに連れていかれます。
ミリエル司教は銀の食器は自分が上げたものだと証言し、さらに銀の燭台までジャン=バルジャンに与えてしまいます。
そして、ミリエル司教はジャン=バルジャンに正しい道を進むようにと言葉をかけるのです。
普通に読めば高級品である銀の食器を与えるなんて、ミリエル司教は何と欲のない人物なのだ、と思います。
しかし、この行為はそれだけではないのです。
実は、銀食器は当時の「嫁入り道具」だったのです。
つまり、ミリエル司教の母親か亡き妻の思い出の品である銀の食器をジャン=バルジャンにあげたことになります。
そう思って読むと、ミリエル司教の行為というものがいかにすごいことなのかが分かります。
また、ここでジャン=バルジャンの持ち物が、囚人時代の鉄の燭台からミリエル司教の持っていた銀の燭台に持ち物が変わったことになります。
これは、ジャン=バルジャンを導く「光」が「聖なるもの」になったことを意味しているのではないでしょうか。
そう考えれば、先を読まなくてもこれからジャン=バルジャンがどうなっていくのかを予想することもできます。
などということを、授業の中でついつい語ってしまうので、聞いている生徒たちは大変です。
でも、ありがたいことに今年の小6は一生懸命に聞いてくれ、さらにはメモまで取ってくれています。
次回以降も、子どもたちの真面目さに甘えながら、たっぷり『レ・ミゼラブル』の世界を語っていこうと思います!

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